危ないぎょーざの固有方程式

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エリート留年候補生のブログ

ウインナー至上主義社会における新しいウインナーコーヒーの提案~構想設計編~

こんにちは。危ないぎょーざです。

皆さんはウインナーコーヒーをご存知でしょうか。

ホイップクリームが上にのったコーヒーのことですが、

 

は?何がウインナーだ!ふざけるな!!

 

 

といったクレームが多数報告されているらしい。そこで危ないぎょーざ総合科学研究所(Dangerous Gyoza Institute of Comprehensive Science、通称GICS)はウインナーソーセージを用いた新しいウインナーコーヒーの開発に着手することとしました。

 

新しいウインナーコーヒーの開発

ウインナー至上主義社会における新しいウインナーコーヒーの提案(以下、本連載)は、構想設計編と実装編という大きく2つの記事によって構成される。構想設計編では開発に至った経緯と、その実現方法について考察し、実装編では構想設計編をもとに実際に試作や実験を行い、実際に新しいウインナーコーヒーの製作を進めていく。ただし、その2つの記事において扱い切れなかったトピックについてはコラムや、技術資料といった形で別途提供したいと考えている。

 

目次

 

私がなりたいのはウィナーだ、勝者だ。ウインナーじゃない。

  ーハインツ・ドゥーフェンシュマーツ

  背景と目的

近年、日本人の間にウインナー至上主義という思想が急速に広がりつつある。様々な場面でウィーン風、すなわちウインナーであることが求められるようになった。その中で現在のウインナーコーヒーでは対処しきれない問題が数多く発生するようになった。そこで我々、GICSコーヒープロジェクト推進本部は問題解決のため新規にウインナーコーヒー専門のプロジェクトチームを立ち上げ新しいウインナーコーヒーの開発に取り組むこととした。

また、便宜上これ以降は新しいウインナーコーヒーをウインナーのコーヒーと表記する。

 

 

"Kurzes Gebet, lange Bratwurst."

 お祈りは短く、ソーセージは長く。

  ードイツのことわざ。

  言葉の定義と解説

広義のウインナー

広義のウインナー(こうぎのういんなー)とは、ウィーン風であること、すなわちウインナー全般を指した言葉である。

 

狭義のウインナー

狭義のウインナー(きょうぎのういんなー)とは、ウインナーソーセージそのものを指す狭い意味でのウインナーである。

 

ウィンナー(ウインナーソーセージ)

「ウィンナー」は、ドイツ語でウィーンを意味する。本来、挽き肉を羊または山羊の小腸に詰めた小形のソーセージである。しかし北米では「ウィンナーソーセージ」は、ホットドッグよりもはるかに短いソーセージを意味するようになりつつある。*1

 

ウインナー至上主義

ウインナー至上主義(ういんなーしじょうしゅぎ)とは、社会あるいは、教育環境などにおいて、ウインナーに依存した考え方のことである。ウインナー依存主義(ういんなーいぞんしゅぎ)とも言う。ここでウインナー至上主義という言葉が示すウインナーという言葉が狭義のウインナーであるのか、広義のウインナーであるのかということが問題となる。これは多くの場面で議論の中心となる大きな問題であるが、本研究の目的は社会に新しいウインナーコーヒーを提供することであるため、ここでの議論は割愛する。ただし本記事においては前者、すなわち狭義のウインナーを意味することと考える。

 

 コーヒー

コーヒーノキの種子(コーヒー豆という)を炒って粉にしたもの。また、それを熱湯で煮出した褐色で香気と苦みのある嗜好飲料。茶と同じ様にカフェインを含有し、興奮・覚醒の作用がある。ブラジルをはじめ中南米諸国で多産。珈琲とも書く。*2

そもそもコーヒーはコーヒーである必要があるのかコーヒー風味の飲料ではいけないのか、我々は本研究におけるコーヒーの定義を一から再考した。我々の導き出した結論はコーヒー風味飲料ではない純粋なコーヒーにこだわることであった。そのため大辞林三省堂)に基づき、このような定義とした。

 

 

"God only knows the contents of sausages and meat."

 ソーセージの中身は肉屋と神様しか知らない。

  -ヨーロッパ地方のことわざ。

  新しいウインナーコーヒーの仕様

これまでの内容を踏まえ現段階で我々の考えるウインナーのコーヒーの仕様は以下の通りである。

  • 内容量100g中の生豆使用量が5g以上のコーヒーであること。
  • 単に上にのせるだけ等ではなく、ウインナーソーセージの風味をコーヒー中に溶け込ませること。
  • 再現性があり、量産が可能であること。
  • 食品の安全基準を満たすこと。

以上をもとに次章では実現のためのアイデアを見ていく。

 

 

"Alles hat ein Ende, nur die Wurst hat zwei."

 全てに終りは一つだが、ソーセージには2つある。

  -ドイツのことわざ。

  アイデアの概略と展望

まず、現段階で試作を想定している3つのアイデアを紹介する。

 

1.粉末化したウインナーソーセージをコーヒーに溶解する方法

ウインナーソーセージを粉末化したことにより長期保存が可能となり、またインスタントコーヒー等との併用が可能である。また、紅茶に混ぜる、料理のスパイスとして利用する等コーヒー以外の飲食物への移植が比較的容易に行えるため、実現可能であれば最も有用な手段となりうる。課題としては、粉のざらざらとした食感が残ってしまうことが考えられる。また、そもそもウインナーソーセージの粉末化は可能であるかを検証する必要がある。

2.粉末化したウインナーソーセージを豆と一緒に煮出す方法

こちらも基本的には1.と同じ特性を持つことが予想されるが、粉のざらざらとした食感の残存を軽減できる可能性がある。考えられる問題としては、ウインナーソーセージの風味が1.に比べて弱いものになってしまう可能性があることである。

3.抽出したウインナーソーセージの肉汁をコーヒーと混ぜ合わせる方法

現段階においてこの案は1,2.の方法の実現が不可能であった場合に別のアプローチからウインナーのコーヒーを完成させる予備のプランとしての側面が強い。別のアプローチと書いたのは1,2.の案がウインナーの粉末化を必要としたのに対し、こちらはそれを必要としないからである。ただし、こちらに関しても課題はある。例えば肉汁の油脂成分がコーヒーと分離する可能性があることなどである。また、ウインナーソーセージからの肉汁の抽出方法についても考えなければならない。

 

以上が現段階で我々、GICSウインナーコーヒープロジェクトチームが試作を想定するアイデアである。これらに関しては主に実装編において徹底的に検証し、ウインナーのコーヒー実現への最善の方法を探っていきたい。

 

  出典

  *1:スマートフォン用アプリケーションソーセージレジェンドソーセージ紹介より

  *2:三省堂スーパー大辞林3.0、ウインナソーセージの項より

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